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日本の就活事情

第3回 勉強ばかりしてました・・・はアピールにならないのか?

留学生の方から、よく受ける質問の一つが「自己PRの際に話をするネタが、勉強しかない」というものです。

語学のハンデがあるうえに「欧米の大学は、入るより卒業するほうが難しい」(私からすると入るほうも十分難しいですが)とよく言われる通り、勉強が忙しいため、たいていの日本の学生がネタにする、課外活動やクラブ活動やアルバイト体験をする時間がないのです。こういった相談を受けた時、私は「勉強のネタでおおいに結構です。ただし、勉強を通じて具体的に自分が何ができる人間なのか、深堀りをしてみてください」と話をしています。

勉強ばかりで、アピールするポイントがない・・と悩んでいた、ある名門米国大学の留学生は、勉強の結果、良い成績をとっていました。そこで、良い成績をとるために、どんな工夫をしていたの?と聞いてみると、「必ず授業の時は一番前に座る」「わからないことが出た時は(多少授業の流れをとめたりするときでも)その場で必ず質問し、その場で解決する」「教授に覚えられるために、授業後は必ず教授のところに行き、授業に出ていない、+αのことを質問する」ということを、2年間徹底して行ったといいます。これってやれそうで、なかなかやれることではないですよね。さらに聞いてみると、事前に「良い成績をとる」という目的から逆算をして、この授業では特に「授業への貢献度」が求められ、また「教授に気に入られた」生徒が良い成績をとっているということをリサーチしたうえで、やるべきことを愚直に実施したということでした。

これって、企業からすると「成果を出すことができる学生だ」と充分思わせるに足るエピソードではないでしょうか。テクニック的には「あざという奴」という印象を与えないよう、チームとして成果を出した経験ももう1,2つ用意しておくとよいと思います。このように、せっかく良い体験をしているのに、なぜか就活の時に「プチ記憶喪失」になってしまう学生(これは留学生に限らずですが)多いと思います。そのために、自分が努力したこと、やってきたことを徹底的に一度書き出してみることをお薦めします。または我々のような社会人と話をして、自分の中の「ネタ」を引き出してもらうのがよいと思います。

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