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日本の就活事情

第4回 具体的なイメージがわくまで業界研究をしよう

留学生と話をしていて、びっくりするのが、「あまりに日本企業のことを知らない」ということです。

これは日本の大学生も一緒とはいえ、留学生の方は、さらに輪をかけて知識がない、という印象が正直あります。欧米大学の日本人留学生の方が知っている就活先候補企業というのは、たいてい3種類です。一つ目は、ゴールドマンサックスやJPモルガンなどの投資銀行、2つ目は、ボストンコンサルティングやマッキンゼーなどの戦略コンサルティング会社、3つ目は三菱商事や三井物産といった大手総合商社(知っていてこの2社プラス住友商事位)です。こうした企業が採用する留学生の数はそれほど多くはありませんから、皆これらの企業に殺到をして、多くは内定を得ることができない・・という不幸な現象が毎年起こるわけです。

日本にいれば、大学3年生の夏くらいから、そろそろ就活がはじめる・・・という雰囲気になってきて、友達・先輩・OBOGを通じて色々な会社の情報が入ってくるものですが、留学生はそういった環境がないからだと思います。実際、日本の大学生のように、日本にいないので、OBOG訪問をすることもできないですし、説明会も日本で行われるのでなかなか企業研究をしづらいのはわかります。

しかし、今はインターネットであらゆる情報が入手できる時代です。企業ホームページはもちろん、いまや就活生の必須ツールとなっている「みんなの就活」サイトなど、ネットだけでも、具体的に何をやっているのか、入社したらどんな仕事をするのか、ある程度まで想像ができる位の情報をまず集めておくべきではないでしょうか。

特に一次情報である企業ホームページは情報の宝庫です。先輩社員の一日のスケジュール(採用情報ページにはたいていの会社にはあります)、上場企業であれば必ずある、株主に対するIR情報の中にも、どのような事業をやっていて、何が課題で、今後どのような事業方針なのか、かなり参考になる情報を入手することができるのです。

そうして自分なりに、で構わないので、具体的に仕事のイメージを持ったうえで、我々や、少ないとはいえいるOBOGに伝手をたどってきいてみるなど、情報収集をすることをお薦めします。他の留学生はあまりやらないので、大きな差をつけることができると思います。

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