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日本の就活事情

第5回  とにかく行動!が吉

留学生へのアドバイスとして、「就活時は、どんどん行動をしてみましょう」ということをよく言っています。多少無鉄砲な位の行動でも、多少の事は大目に見てもらえるのが、学生の特権ですから、使わない手はありません。

というのは、異国にいるハンデに逆にあぐらをかいて、「情報がないから、卒業してから就職は考える」「英語もできるし、それなりに米国で有名な大学を出たから、なんとかなるだろう」という意識の方が多いからです。本当にできることはないのか、考えてみましょう。「できることをやる」と言う姿勢が大事だと思うのです。

以前、ある大手総合商社志望の留学生がいました。大手総合商社は、留学生の人気業種です。ほとんどの欧米の文系大学の男子留学生は選択肢の一つとして、入れる企業群です。その割に、「留学生枠」というのは多くはありませんし、夏季の留学生採用でも「ボストンキャリアフォーラム」(DISCOが主催する、米国ボストンで行われる老舗の留学生と日本企業のマッチングイベント)でも、総合商社の「留学生枠」は多くはない、狭き門なのです。

その学生には、米国西海岸にある大手総合商社の現地駐在事務所に連絡をして「○○大学に留学している日本人だが、就活においては、総合商社に非常に興味があるのですが、日本大学のようなネットワークもなく、日本に帰国もそのためにできないので、もしよろしければ仕事の話を聞かせて頂けないでしょうか?」とオファーをしてみたら、とアドバイスをしました。詳細は避けますが、調べようによっては、駐在している方の氏名も、知ることができます(もちろん、公開されている情報からです)。また、趣味のサークルに総合商社の駐在員の人がいるということであったので、具体的な仕事の話をヒアリングするとともに、人事と話をするときにその方の名前を出していいか、だめもとで聞いてみたらという話もしました。

もちろん、そうした申し出をする時は礼儀をつくし、もし実現したら御礼をキチンと伝えることが大前提になりますが、社会人からすると、そうした熱意のある若さゆえの学生の行動力は、気持ちよく感じることが(人によりますが、たいていは)多いものですし、都合がつけば会って話をしてやろうと思うものです。そして、そうした「小さな勇気と行動力」がこれは社会人になった後も、ですが、圧倒的な「差」をもたらすことは保障してもよいです。

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