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日本の就活事情

第6回 留学体験がマイナスに?

せっかく留学をしても、「留学をしました。その経験を活かして海外で仕事をしたいです」というだけでは、全くインパクトがありません。むしろ、日本企業の採用担当者にとっては「会社の風土にあうだろうか?また、すぐに海外に行けるわけではないんだけどなあ・・」と思われてマイナス点にさえなりかねないのです。

なぜこうした留学生が多いというと、「自分のことを、よくわかっていない人が多い」からだと思います。それは日本の学生も同じなのですが、特に留学生は、日本の学生が就活時に行う「自己分析」「企業研究」のうち、「自己分析」をあまりしていないケースが多いのです。「自分は何をやりたいのか」「何が強みなのか」「何をしてきたのか」ということをじっくり考えるのは、正直、誰でもしんどいです。しかし、留学経験だけをウリにして、じっくり自分の過去を振り返る過程をとばして、いきなりエントリーシートを書いてしまうのは、リスクが大きいと言わざるを得ません

「なぜ留学したのか?」「留学で何を得たのか?」「その経験により、何ができるようになり、会社に入ったらどう生かせるのか?」といったことをとことん突き詰めることです。この振り返りを徹底的にやると、「自分ならではの表現」ができ、就職活動をする上での「根っこ」ができます。なので、表面上の結果に一喜一憂することもなくなりますし、何より、自信につなあり、顔つきも変わってくるので、面接でも好印象を残すことができます。

自分一人で自己分析をするのが難しいならば、他人できれば社会人に書き出したものを見せて、どんどん突っ込んでもらうことをお薦めします。きっと、自分でも気づかなかった強みを見つけたり、過去のなにげない出来事が人生におけるターニングポイントであったことに気付いたりすることがあるはずです。せっかく「留学体験」という、大きな武器を持っていても、磨いたり、鍛えたりしなければ使いものにはなりません。SPIだ、一般常識だ、漢字の勉強だ・・・と浮足立つ前に、じっくり自分を振り返ってみてはどうでしょうか。

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