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日本の就活事情

第7回 活躍できる日本企業の探しかた

折角希望かなって志望企業に入社しても、こんなはずじゃなかった・・・と入社間もなく退職してしまう日本人留学生も後を絶ちません。なぜこのようなことになってしまうのでしょうか?ある大手総合商社に入った米大学卒業生は、入社数か月で、「このままでは自分の実力がつかなくなる」と言って、ほどなく退社し、ベンチャー企業に入社し、その後独立して起業をしていまは活躍をしています。国際的なところも、給与水準が悪くないところも、イメージ通りではありましたが、そうはいっても伝統ある大きい組織です。まだまだ年功序列なところがないわけではないですし、意思決定も個人の裁量も、ベンチャー企業と比べれば速くはない、自分じゃない他の人でもできてしまう仕事にギャップを感じたのです。

「入社後の仕事イメージ」と現実のギャップは、働いたことがない以上、ゼロにはなりませんが、「どの点にこだわるのか?」という自分で大事なポイントだけは明確にして、そこだけは確実に満たしてくれる会社を選ぶべきだと思います。その意味で「折角お金と手間と努力で欧米著名大学に入ったのだから」と言って大手企業のみにこだわる就活は、意外とリスクの大きい方法なのです。

企業側でも、「グローバルリーダー候補募集!」とうたいがなら、いざ留学生が入社してきたら、その扱いにとまどったり、全くその特性を生かすことができない会社があまりにも多いのも事実です。せっかくの留学経験を活かせるキャリアプランを会社として考えているのか、それとも海外進出するので、英語ができればいい・・という「語学屋」という扱いなのか、はたまた社長の「海外にも進出するし、ためしにとってみて、処遇は後で考え寮」という想い月なのか、事前に見極めることをお薦めします。そうした自分のこだわりポイントを押さえた就活をするには、大手企業に絞りすぎるのは危険です。幅広くベンチャーや中堅を含め、本気で自分のこだわりポイントを踏まえた良い意味での「特別扱い」をしてくれる会社は正直ベンチャー、中堅企業のほうが多いのです。

とはいえ、日本企業の情報については、留学生だとつかむ機会も手段も少ないわけですから、我々のような留学生を対象にした専門の就活支援会社を賢く使うことも一つの手段だとは思います。

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