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日本の就活事情

第12回 「相手の立場に立って発想する」センスを持とう!

キャリアカウンセリングのとき、いつも話をするのが、「(採用する側の)人事部スタッフの立場になって考えてみてください」ということです。人気企業では、数千のエントリー・シートが人事部に届きます。ざっと見るだけとしても、一日数百のエントリーシートを見る中、字があまりにそんざいであったり小さすぎたり、また抽象的なことばかり書かれていたら、どうでしょうか?
・・・見るのが嫌になりますよね。

面接でもそうです。8割の学生の自己PRはサークルやアルバイトの話です。しかも、多くの学生は、「とりまとめた」「リーダーシップを発揮した」といった抽象的な内容です。このような話を、一日数十人次から次へと聞かされたら、どうでしょうか?
・・・もちろん仕事ですから、真剣に聞きますが、内心「またか」と思うこともありますよね。

そして、じゃあ、どういうエントリー・ショートなら、どういう話なら、面接官としてより「会いたい」と思うだろうか?より話をもっと聴いてみたい、と思うだろうか?と考えることが大事です。話の内容は「コミュニケーション」「リーダーシップ」・・といった抽象的な表現よりも、全くの初対面でも頭にイメージが湧くような具体的なエピソードや数値をちりばめながら話をするでしょう。エントリー・シートも(字のキレイ、下手はともかく)丁寧に、見やすく書くことを心がけるでしょうし、会ってみたくなるような、目を引くようなキーワードを盛り込むのではないでしょうか。

実はこの「相手の立場に立って発想する」というセンスは社会人になった後も非常に大事です。もしデキるビジネスパーソンになるために必要なセンスは?と聞かれたら、この点を一番に挙げてもよいと考えているほどです。いまや世界NO.1の高利益率小売り業であるセブン-イレブン社内での口癖は「顧客の立場にたつ」ということです。

現状の日本の「一括採用・エントリーシートと面接による選考」という選考方式が、限界にきていることは否定しませんが、少なくとも、この選考方式でも、「相手の立場に立てるかどうか」ということを見極めることはできるのです。

早速、今日から「相手の立場にたつとどうだろう?」をあらゆる場面で考えるクセをつけておきましょう!
一生役に立つ考え方であることは保障いたします。

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